ラグジュアリーカードの種類比較|メリット・デメリットや年会費・特典の違い

ラグジュアリーカードについて「怪しいのではないか」「年会費はいくらかかるのか」などの疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
ラグジュアリーカードは、国内では大手金融グループの子会社である株式会社アプラスが発行しているため、決して怪しいカードではありません。
カードは全4種類ありますがいずれも年会費が高額で、審査通過には安定した収入・一定以上の年収が必要になると考えられます。
この記事では、ラグジュアリーカードの種類やメリット・デメリット、元を取るのに必要な金額まで比較しながら解説します。
ラグジュアリーカードとは? 発行元や種類について解説

ラグジュアリーカードは、株式会社アプラスが発行する主に富裕層向けのクレジットカードです。
全4種類のクレジットカードを展開しています。
- チタンカード
- ブラックカード
- ゴールドカード
- ブラックダイヤモンド
他のクレジットカードと違いハイステータス向けに振りきっており、もっとも安いチタンカードでも年会費は55,000円(税込)と高額です。
どのカードでもMastercard最上位の証「ワールドエリート」の恩恵を受けられます。
新生銀行グループ・アプラスが発行するため怪しいわけではない
ラグジュアリーカードは、決して怪しいクレジットカードではありません。
SBI新生銀行グループの子会社で、ショッピングクレジットやカード事業を手掛ける株式会社アプラスが発行しています。
大手が提供しているにもかかわらず怪しいと言われる理由は、ラグジュアリーカードを謳った詐欺メールが来るという報告が散見されているからのようです。
アプラスの名を騙ったSMSや電子メールが確認されています。
これらは電子メールに記載されたリンクから巧妙に偽サイト(フィッシングサイト)に誘導して、会員サイト(NETstation*aplus)のIDやパスワード、クレジットカード番号などを盗み出し、不正者によって悪用されています。引用元:アプラス SBI新生銀行グループ
ラグジュアリーカードでは、上記のようなカード犯罪を防ぐため2020年1月より本人認証サービスを導入しており、安心して利用できます。
ランクの異なる全4種類のカードがある
ラグジュアリーカードでは、ランクの異なる4種類のクレジットカードを展開しています。
それぞれ年会費・ポイント還元率・特典は異なりますが、次のようなサービス内容は共通です。
- プライオリティ・パス
- コンシェルジュサービス
- トラベル優待
- ダイニング特典
- 最高1.2億円の海外旅行保険(自動付帯)
いずれも他社におけるプラチナカード相当の付帯サービスを提供しており、全体を通してステータス性の高いクレジットカードです。
最上位のブラックダイヤモンドのみインビテーションが必要
ブラックダイヤモンドはラグジュアリーカードの中でも最上位で、作成するにはカード会社からの招待(インビテーション)が必須です。
インビテーションを受ける条件は、ゴールドカードを利用していること以外記載されていません。
ご興味のある方は、まずMastercard® Gold Card™からラグジュアリーカードとのジャーニーを始めてください。
引用元:ラグジュアリーカード公式
興味のある方は、まずゴールドカードへの申し込みから進めましょう。
Mastercard最上位のワールドエリートの特典を受けられる

マスターカードには全6段階のステータス制度がありますが、ラグジュアリーカードなら最上位である「ワールドエリート」の特典を受けられます。
ワールドエリートの具体的な特典について表にまとめました。
特典 | 主な内容 |
---|---|
Taste of Premium | 高級レストランの優待、旅行に役立つサービスなど |
プライオリティ・パス | 世界1,500ヵ所以上のラウンジなどが利用可能 |
調査日:2025年4月22日
ワールドエリート公式サイトから取得
Taste of Premiumは他のランクでも利用できますが、手荷物無料宅配が3つまでになるなど、特典がより豪華になります。
プライオリティ・パスは世界1,500か所以上の空港ラウンジを使える「プレ・ステージ(年会費が本来469ドル)」の権利を申し込めます。
ラグジュアリーカードを発行する7つのメリット

ラグジュアリーカードを発行するメリットは、次のように豪華な特典を受けられることです。
- コンシェルジュサービス
- コース料理のアップグレード
- ホテル等での優待
- 空港ラウンジ無料
- ステータスマッチ
全体的にステータス性が高く、ポイント還元率が高めなのも魅力です。
この項では、ラグジュアリーカードに共通するメリットを7つわかりやすく紹介します。
24時間対応のコンシェルジュサービスが付帯
ラグジュアリーカードでは、全カードに24時間対応のコンシェルジュサービスが付帯しています。
参考までに、コンシェルジュサービスの内容を簡単にまとめました。
- レストランの検索
- レストランの予約
- 飛行機や新幹線のチケット手配
たとえば、恋人や家族にサプライズしたい時、急に出張になって急がなければならない時に提案・手配をしてくれるため便利です。

通常ポイント還元率が高め

ラグジュアリーカードは全体的に通常ポイント還元率が高い傾向にあります。
それぞれのカードの通常ポイント還元率を比較してみました。
- チタン:1.00%
- ブラックカード:1.25%
- ゴールドカード:1.50%
※ポイントの価値は1ポイント = 1円です。
一般的なクレジットカードの通常ポイント還元率は0.5〜1.0%程度なので、十分に高いと言えるでしょう。
ラグジュアリーカードで貯めたポイントは、次のような目的で利用できます。
交換先 | 交換レート |
---|---|
キャッシュバック | 1ポイント = 1円 |
支払額への充当 | 1ポイント = 1円 |
マイルへの交換 | 1ポイント = 0.6マイル |
日本酒クーポン | 1ポイント = 3.6円相当 |
調査日:2025年4月22日
ラグジュアリーカード公式サイトから取得
特に、日本酒「SAKE NOVA(サケノヴァ)」のクーポンなら交換レートは3.6%相当と高いため、お酒好きの方にはメリットが大きいです。
コース料理のアップグレードなどの特典を受けられる
ラグジュアリーカードでは、所定のレストランで2名以上のコース予約をすると、1名分が無料になります。
対象となるレストランは、全国200箇所以上あるため、一例を紹介します。
地域 | 主なレストラン |
---|---|
関東 | アンティカ・オステリア・デル・ポンテ 銀座 芳園など |
関西 | 中国料理 青冥(チンミン) 祇園店 Ristorante Rinascere Dojimaなど |
調査日:2025年4月22日
公式サイトから取得
※毎月2回まで、1店舗につき所定の期間内(4月1日から9月30日、10月1日から翌年3月31日まで)でそれぞれ一度のみです。
さらに「ラグジュアリーアップグレード」では、国内外153箇所のレストランで優待を受けられます。
- コース料理のアップグレード
- ワインハーフボトルプレゼント
- 手土産やワンドリンクの提供
※最新情報は公式サイトをご確認ください
ホテルなどで優待を受けられる

ラグジュアリーカードの「ラグジュアリーホテル優待」では、国内外5,000箇所以上のホテルで1回の滞在あたり約7万円相当*の特典を受けられます。
※通貨レートにより変動する可能性もあります。公式サイトをご確認ください。
具体的な特典はホテルによって異なるため、参考事例をいくつかまとめました。
対象となるホテル | 優待 |
---|---|
ザ・リッツカールトン東京 | 朝食が2名まで無料 100ドル分のホテルクレジット ウェルカムアメニティ Wi-Fi無料 |
コンラッド東京 | 朝食が2名まで無料 100ドル分のホテルクレジット ルームアップグレード アーリーチェックイン レイトチェックアウト ポイント付与 |
アマン東京 | 朝食が2名まで無料 100ドル分のホテルクレジット ルームアップグレード アーリーチェックイン レイトチェックアウト Wi-Fi無料 |
調査日:2025年4月22日
公式サイトから取得
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
会員専用アプリでは、特別なクルーズへの招待、スイートルームへの無料アップグレードなどの優待もあります。
空港ラウンジが無料になるプライオリティ・パスが付帯

ラグジュアリーカードなら、世界1,500箇所以上のラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料付帯です。
ラウンジでは次のようなサービスを受けられます。
- 無料ドリンクや軽食
- Wi-Fi、充電
- スパトリートメント
- ゲーム体験
- 仮眠室
- プールなどの追加特典
たとえば、関西国際空港のKIXエアポート カフェラウンジでは、食事や缶ビール、シャワー利用などの特典を2つ選べます。
筆者は関西国際空港でゴールドカードの無料ラウンジを利用したことがありますが、部屋が狭くてアルコールは有料で、ラグジュアリーカードのように豪華なサービスではありませんでした。
ステータスマッチにより無条件で上級会員になれる

ラグジュアリーカードには、ステータスマッチという特典が付帯しています。
ステータスマッチとは、ホテルや航空会社等の上級会員のサービスを無料で利用できる仕組みで、ラグジュアリーカードで利用できるステータスマッチは次の2種類です。
- ホテルブランド ステータスマッチ
- ハワイアン航空 ステータスマッチ
ホテルブランド ステータスマッチ
ホテルブランド ステータスマッチでは、一部ホテルや予約アプリの上級会員になれます。
- 東急ホテルズ
- HoteLux(ホテラックス)
東急ホテルズの場合を例に挙げると、宿泊料金の割引、ボーナスポイント、レイトチェックアウトなどの恩恵を受けられます。
ハワイアン航空 ステータスマッチ
ラグジュアリーカードを持っていると、ハワイアン航空のエリート会員になれます。
※チタンカードはハワイアン航空 ステータスマッチの対象外です。
エリート会員になった場合の具体的な恩恵をまとめてみました。
- 座席の無料アップグレード
- 優先セキュリティ
- 優先搭乗
- 航空券ご購入でのボーナスマイル
本来、エリート会員になるにはハワイアン航空を4万マイル分貯める、または60区間(片道あたり1区間)以上利用しなければなりません。
しかし、ラグジュアリーカードを持っていれば無条件で最高ランクの会員サービスを利用可能です。
チタン製で高級感がある

ラグジュアリーカードはチタン製で、さらに持ちやすさを兼ね備えています。
ラグジュアリーカードは表面のみ金属で、裏面には比較的軽量なカーボンが用いられているためです。
参考までに、金属製のクレジットカードには次のような種類があります。
種類 | 特徴 | 具体例 |
---|---|---|
メタルコア | 中心部に金属が用いられている | ダイナースクラブ プレミアムメタルカードなど |
ハイブリッド | 全面は金属、裏面にPVCコーティングがされている | ラグジュアリーカードなど |
フルメタル | 前面と背面に金属が用いられている | JPモルガンパラジウムカードなど |
- メタルコア:中心部に金属が用いられている
- ハイブリッド:全面は金属、裏面にPVCコーティングガナサレテイル
- フルメタル:前面と背面に金属が用いられている
ラグジュアリーカードを発行する5つのデメリット
ラグジュアリーカードの最大のデメリットは「年会費の高さ」です。
維持するだけでも高額なコストがかかるので、持ち手によっては損になることも考えられます。
豪華な特典に目を奪われるばかりでなく、次のような点にも注意して検討してください。
- 年会費は最低55,000円(税込)から
- 審査が厳しいと考えられる
- 金属製カードは利用できない決済機もある
- 家族カードも発行も有料
- マイル還元率が低い

こだわり条件 | |
---|---|
国際ブランド |
---|
|
電子マネー |
---|
|
発行スピード |
---|
|
ポイント | |
---|---|
何に使う? | |
---|---|
年会費が高い
ラグジュアリーカードは、全てのカードにおいて年会費が高額です。
カード | 年会費(税込) |
---|---|
![]() |
55,000円 |
![]() |
110,000円 |
![]() |
220,000円 |
ブラックダイヤモンド | 完全招待制 |
いくら利用すれば年会費の元を取れるのかについては、後ほど解説しています。
一定以上の年収がないと審査に通らない
ラグジュアリーカードの審査基準は高いと考えられます。
公式サイトでは「20歳以上」以外の条件は記載されていないため、参考までに、チタンカードと年会費が同じ「UCプラチナカード」の申込条件を確認してみましょう。
安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)
それぞれの条件をまとめると、申し込みには最低限次のような条件を満たす必要があります。
- 20歳以上である
- 大学を卒業している
- 安定した収入がある
- 社会的信用を要する

金属なので一部決済機で使えないことがある
ラグジュアリーカードは一部決済端末で使えないことがあります。
なぜなら、ラグジュアリーカードのような金属製カードは材質上読み取り不良を引き起こすケースがあるためです。
決済サービスを提供するSTORESでは、金属製カードは読み取りにくいと記載されています。
決済端末を用いた対面決済において、規格外の厚み・材質(金属製)のカード(※)は、読み取り不良や決済端末の故障に繋がる可能性が高くなっております。
とはいえ、ラグジュアリーカードは各種スマホ決済に対応しています。
- Apple Pay
- QUICPay
- モバイルSuica
- PASMO
- PayPay
- d払い
- 楽天ペイ
- au PAY
どうしても決済端末が利用できない場合、スマホ決済を使ってみましょう。
家族カードにも追加で年会費がかかる
ラグジュアリーカードは、家族カードの発行にも追加費用がかかるのがネックです。
各カードの家族カードの年会費をまとめました。
カード | 年会費(税込) |
---|---|
![]() |
16,500円 |
![]() |
27,500円 |
![]() |
55,000円 |
ブラックダイヤモンド | 完全招待制 |
家族カードをお得に使いたいなら、家族会員が無料のクレジットカードを選ぶのも良いでしょう。
たとえば、三井住友カード プラチナプリファードは年会費が33,000円(税込)ですが、家族カードを無料で発行できます。
マイル還元率が高くない
ラグジュアリーカードは年会費が高い割に、マイル還元率は0.6%と低い傾向にあります。
カードの種類ごとのマイル還元率は次のとおりです。
カード | マイル還元率 |
---|---|
![]() |
0.6% |
![]() |
0.756% |
![]() |
0.9% |
マイルを貯めたいなら、他にマイル還元率が高いクレジットカードを探した方が良いでしょう。
例を挙げると、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでは年会費が34,100円(税込)でマイル還元率は1.0%です。
ラグジュアリーカード比較一覧
ラグジュアリーカードには4種類あり、それぞれ年会費や特典が異なります。
ラグジュアリーカード チタン |
ラグジュアリーカード ブラック |
ラグジュアリーカード ゴールド |
ブラックダイヤモンド | |
---|---|---|---|---|
クレジット カード |
![]() |
![]() |
![]() |
非公開 |
年会費 (税込) |
55,000円 | 110,000円 | 220,000円 | 招待 |
ポイント 還元率 |
1.0% | 1.25% | 1.5% | 非公開 |
マイル 交換レート |
0.6% | 0.756% | 0.9% | 非公開 |
主な特典 | ・プライオリティ・パス ・カードラウンジ ・ラグジュアリーダイニングなど |
・プライオリティ・パス ・ラグジュアリーダイニング ・ハワイアン航空ステータスマッチ ・ラグジュアリーリムジンなど |
・プライオリティ・パス ・ラグジュアリーダイニング ・ハワイアン航空ステータスマッチ ・ラグジュアリーリムジンなど |
非公開 |
詳細 | 完全招待制 |
ラグジュアリーカード チタン

年会費を抑えたいならチタンカードがおすすめです。
チタンカードは、年会費が55,000円(税込)ともっとも安いですが、それでも基本的なサービスは十分に揃っています。
- プライオリティ・パス
- レストランやホテルでの優待
- 最大1.2億円の旅行傷害保険
上位カードと比べ、ハワイアン航空でのステータスマッチ、リムジンの送迎などのサービスは付帯しません。
しかし、初めてステータス性の高いクレジットカードを持つ人には十分魅力的な内容だと言えるでしょう。
ラグジュアリーカード チタンの基本情報 | |
---|---|
年会費(税込) | 本人:55,000円 家族:16,500円 |
国際ブランド | Mastercard |
通常ポイント還元率 | 1.0% |
海外旅行傷害保険 | 最高1.2億円(自動付帯) |
主な特典 | ・プライオリティ・パス ・カードラウンジ ・ラグジュアリーダイニングなど |
申込資格 | 20歳以上(学生不可) |
ラグジュアリーカード ブラック

ステータス性にこだわるなら、ブラックカードを選びましょう。
ブラックカードはチタンカードと比べ、次のような点でアップグレードしています。
- ハワイアン航空のステータスマッチ
- LINEでのコンシェルジュサービス
- リムジン送迎(片道)
表面はマットブラックのチタン仕上げです。
ラグジュアリーカードにおいては最上級カードではありませんが、一般的なブラックカードと同じ色なので一目置かれるでしょう。
ラグジュアリーカード ブラックの基本情報 | |
---|---|
年会費(税込) | 本人:110,000円 家族:27,500円 |
国際ブランド | Mastercard |
通常ポイント還元率 | 1.25% |
海外旅行傷害保険 | 最高1.2億円(自動付帯) |
主な特典 | ・プライオリティ・パス ・ラグジュアリーダイニング ・ハワイアン航空ステータスマッチ ・ラグジュアリーリムジンなど |
申込資格 | 20歳以上(学生不可) |
ラグジュアリーカード ゴールド

ブラックダイヤモンドの招待を目指す方は、ゴールドカードに申し込みましょう。
ゴールドカードは、申し込みができるラグジュアリーカードとしては最上級で、ブラックカードよりもさらに次のような点が豪華になっています。
- 各ステータスマッチのランクがアップ
- ラグジュアリーアイコンで優先枠で予約できる
- リムジン送迎が片道から往復に
- ワイン割引では貴重なビンテージワインも含まれる
- 最高1億円の交通事故傷害保険
特典は豪華ですが、その分年会費は22万円(税込)と高額です。
元を取れない可能性も十分に考えられるため、本当に自分に見合ったサービスなのかよく考えてから申し込みましょう。
ラグジュアリーカード ゴールドの基本情報 | |
---|---|
年会費(税込) | 本人:220,000円 家族:55,000円 |
国際ブランド | Mastercard |
通常ポイント還元率 | 1.5% |
海外旅行傷害保険 | 最高1.2億円(自動付帯) |
主な特典 | ・プライオリティ・パス ・ラグジュアリーダイニング ・ハワイアン航空ステータスマッチ ・ラグジュアリーリムジンなど |
申込資格 | 20歳以上(学生不可) |
ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンド
ブラックダイヤモンドはラグジュアリーカードの中でも最高ランクで、クレジットカード全体で見ても非常にステータス性が高いです。
完全招待制なだけあって、ラグジュアリーカードの中でも格別なサービスを受けられます。
- 毎年2回のカスタマイズギフト
- ホテルギフト(最高20万円相当)
- 最高のコンシェルジュチームが対応
年会費や入会金だけで初年度は176万円(税込)もかかるといわれる富裕層向けカードです。
憧れている方は、まずゴールドカードの申し込みから進めましょう。
ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンドの基本情報 | |
---|---|
年会費(税込) | 招待制 |
国際ブランド | Mastercard |
通常ポイント還元率 | 非公開 |
海外旅行傷害保険 | 最高1.2億円(自動付帯) |
主な特典 | ・プライオリティ・パス ・ラグジュアリーダイニング ・ハワイアン航空ステータスマッチ ・ラグジュアリーリムジン ・年会のカスタマイズギフト ・20万円相当のホテルギフトなど |
申込資格 | 20歳以上(学生不可) |
ラグジュアリーカードの違いや損益分岐点

年会費が高ければ付帯サービスが豪華になるのはある意味当然といえます。
ほとんどの方は、ラグジュアリーカードは年会費に見合った特典を受けられるのか気になっているのではないでしょうか。
そこでこの項では、それぞれいくら利用すれば元を取れるのか紹介します。
カードの種類 | 損益分岐点 |
---|---|
![]() |
約550万円から |
![]() |
約880万円から |
![]() |
約1,466万円から |
上記は「ショッピングなどでいくら使えばポイント還元分で年会費の元を取れるか?」を算出したものです。
ポイントだけでなく、特典や優待も加味して作成を検討してください。
コスパの良いおすすめはチタンカード
コスパで選ぶならチタンカードが一番です。
チタンカードは、ラグジュアリーカードの中では年会費がもっとも手軽で、少ない利用額でも元を取りやすいためです。
上位カードと変わらない特典も多く、よほどこだわりがない限りは十分満足のいくサービスを受けられるでしょう。
- プライオリティ・パス(7万円相当)
- ダイニング優待(1回1万〜2万円)
- ホテルでのVIP優待(1回7万円相当)
上記のようなサービスをフル活用すれば、55,000円(税込)の年会費でも簡単に元を取れるでしょう。
各カードで元を取るのに必要な年間利用額
ラグジュアリーカードは種類によって元を取るための年間利用額が異なります。
それぞれのカードにおける家族カードの枚数ごとの損益分岐点は、次のとおりです。
家族の人数 | ![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
本人のみ | 約550万円 | 約880万円 | 約1,467万円 |
1人 | 約715万円 | 約1,100万円 | 約1,833万円 |
2人 | 約880万円 | 約1,320万円 | 約2,200万円 |
3人 | 約1,045万円 | 約1,540万円 | 約2,567万円 |
4人 | 約1,210万円 | 約1,760万円 | 約2,933万円 |
ポイントだけで元を取ろうとすると最低でも550万円以上利用しなければならず、ハードルが高いです。
とはいえ、本当に元を取れるかどうか判断するには特典の価値も考える必要があるでしょう。
チタン・ブラック・ゴールドの特典の違い
ラグジュアリーカードでは、特典を上手く活用すれば年会費の元を取るのはそこまで難しくありません。
まずは、金額に換算可能な特典を表にまとめました。
特典 | ![]() |
![]() カード |
![]() カード |
---|---|---|---|
ハースト婦人 画報社 |
1,100円相当 (デジタル版1誌) |
1,100円相当 (デジタル版1誌) |
2,500円相当 (紙版・デジタル版1誌) |
リムジン送迎 | なし | 約16,000円〜相当 (片道のみ) |
約32,000円〜相当 (往復) |
ラグジュアリー ダイニング |
1万〜2万円相当 (毎月最大2回) |
1万〜2万円相当 (毎月最大2回) |
1万〜2万円相当 (毎月最大2回) |
VIPホテル優待 | 7万円相当 | 7万円相当 | 7万円相当 |
プライオリティ パス |
7万円相当 (同伴者1名まで無料) |
7万円相当 (同伴者1名まで無料) |
7万円相当 (同伴者1名まで無料) |
映画無料優待 | 2,000円相当 (毎月1枚) |
4,000円相当 (毎月2枚) |
6,000円相当 (毎月3枚) |
美術館 | 500円相当 (同伴者1名まで無料) |
500円相当 (同伴者1名まで無料) |
500円相当 (同伴者1名まで無料) |
STREAMER COFFEE COMPANYの優待 |
500円相当 | 1,000円相当 | 1,000円相当 |
ウェルカム ギフト |
なし | なし | 3万円相当 (CrossのPrecious Tech3+) |
※各特典の最新情報などは公式サイトをご確認ください。
チタンカードを例に挙げると、全ての特典を1回ずつ利用すれば合計154,100円となり、年会費の金額を大きく超えます。

また、金額換算はできませんが次のようなサービスがあることも忘れてはいけません。
- 各種ステータスマッチ
- GILTでのショッピング優待
- コンシェルジュサービス
- LCマーケットプレイス
- ソーシャルアワー
- ラグジュアリーアイコン
- ラジュグアリーカードラウンジ
- ホームソーシャルアワー
- ポルシェコラボレーション
- 名門ゴルフ場優待
- SBI新生銀行ステップアッププログラム
元を取れており、なおかつ上記サービスに魅力を感じるなら、発行を検討しても良いでしょう。
ラグジュアリーカードに関するQ&A
- ラグジュアリーカードの最大の魅力は?
-
ラグジュアリーカードの一番の魅力は、ここでしか味わえない特典を受けられることです。
参考までに、次のような特典はラグジュアリーカードの会員しか受けられません。
限定特典の例- 特別なコミュニティ
- 限定のダイニングイベント
- リムジン送迎
基本的に、ポイント還元率以上に体験を重視する方向けだといえるでしょう。
- ラグジュアリーカードを持ちたいが何が良い?
-
まずはチタンカードを作ると良いでしょう。
チタンカードはラグジュアリーカードの中でも年会費がもっとも手頃で、さらに上位カードと共通の特典も多いためです。
共通特典の一例- ホテル優待
- 一部ステータスパス
- プライオリティ・パス
- 最大1.2億円の旅行傷害保険
他にも、内容こそ劣りますがコンシェルジュサービスやダイニングイベントへの招待などの特典も受けられます。
- ラグジュアリーカードの発行会社はどこ?
-
発行元は株式会社アプラスです。
アプラスはショッピングクレジット事業、カード事業、ペイメント事業などを展開しており、現在はSBI新生銀行グループに属しています。
前身である大阪信用販売株式会社から数えると60年以上の歴史があり、十分に信頼性のある企業です。
- ラグジュアリーカードはマスターカードだけ?
-
ラグジュアリーカードの国際ブランドはMastercardのみで、他のブランドは使えません。
しかし、MastercardはVisaと並びトップクラスのシェアを誇る国際ブランドのため、決済で不便に感じることは少ないでしょう。
Mastercardの公式サイトでは「世界で最も多くの場所で使える」と記載されています。
- ラグジュアリーカードに法人カードはありますか?
-
法人カードもあります。
ラグジュアリーカードの法人カードは、個人向けカードと同じく全3種類のカードから選択可能です。
個人向けカードとの違いとして、マーケティング支援などビジネスに関わるサポートを受けられます。
- ラグジュアリーカードは二枚持ちできる?
-
2枚持ちも可能です。
特に、個人カードと法人カードの2枚持ちでは「プラスワン優待」により追加でポイントがもらえるため、事業主の方はぜひ活用しましょう。
プラスワン優待を受ける条件は、1〜6月における個人用カードのショッピング利用額が30万円以上あることです。
なお、個人向けカードと法人向けカードでそれぞれ別のカードを選んでも問題ありません。
- ラグジュアリーカードの最高ランクはどれ?
-
最高ランクはブラックダイヤモンドです。
ブラックダイヤモンドは完全招待制のカードで、ゴールドカードを普段から利用している方のみ招待を受けられます。
具体的な条件は明記されていないため、カードを使いながら招待を待つしかありません。
- ラグジュアリーカードにプラオリティ・パスはある?
-
ラグジュアリーカードでは、全てのカードにプライオリティ・パスが付帯しています。
プライオリティ・パスには3段階のランクがありますが、ラグジュアリーカードに付帯しているのは最高ランクである「プレステージ」です。
プレステージ会員は、世界中のラウンジを無料で利用でき、なおかつ利用回数に制限はありません。
ただし、同伴者は35ドル(約5,000円程度)の入場費用がかかります。